東京23区でありながらのどかで静かな街である足立区。今回の舞台はそんな足立区の住宅街にあるお宅です。
今回の主なご依頼は、昔アパートとして使用されていた建物とそれに連なる母屋の外壁塗装です。
「そろそろ塗り替え時期なので、建物をリフレッシュしたい」とのこと。
実は今回のご施主さまは、弊社の会長と知り合いだったというご縁があり、20年前にお宅を塗装させていただいたことがありました。それから月日が経ち、塗装を検討した際にその時のことをふと思い出してくださったのです。
「せっかく塗装するなら、目に楽しいデザインにしたらどうでしょうか? 」
ご施主さまに喜んでいただくため、最善を考えます。それぞれ印象の異なる色たちをどう配色すればいいのか、細やかに思い描きながらパターンを用意し、完成後のイメージを膨らませて新しいデザインパターンをご提案していきます。
透明感のある白をベースとして、
アンティークな印象のピンクで可愛らしさ、やわらかく落ち着いた青紫との組み合わせでさわやかなイメージにも変化させることができます。
少し赤みがかったベージュにワンポイントでラインを加えることで、落ち着きながらもおしゃれな印象を与えるデザインです。
どのようなデザインにするのかご家族で相談していただいた結果、1階部と2階部ではっきりと色を分ける、ツートーンカラーで塗ることに。カラーは白と青になりました。
デザインが決まればいよいよ施工開始です。
壁にはクラック(ひび割れ)も多くあったため、その隙間すべてにシールを補填して埋め、上から周りの壁と同じパターンの色をつけることで美しい外観となりました。
またご施主さまのお宅は凹凸のある壁だったため、上下で色の塗り分けをする際に分かれ目のライン出しが難しい作業となりましたが、完成すると
イメージ通りのやわらかで落ち着いた印象のお宅へと生まれ変わりました。清潔感のある白と青色の組み合わせは、涼風が吹き抜けるような爽やかさです。
ご施主さまからも「ひかり塗装さんにお願いしてよかった」と温かいお言葉をいただきました。
さて、今回の塗り替えでは弊社の会長がときどき現場へお邪魔しておりました。そこでお隣の奥様とも世間話をするようになったのですが、その後奥様のおうちの塗り替え依頼を頂くことになるとは思いもよりませんでした。
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