新暦では晩秋、旧暦では冬至の頃。
日ごとに寒さが増し、世間ではクリスマスに向けて街が賑わってきました。
今回の物語は、クリスマスに大活躍の教会が舞台です。
実は以前、
この教会に十字架だけを
塗りに行ったことがあるんです。
ひかり塗装の会長が
クリスチャンということもあり、
教会関係の方からのご依頼も
時々承っています。
そのご縁で今回は、
「外壁全体を塗り替えたい」
というご相談をいただきました。
「せっかく全体を塗り替えてしまうのなら、今まで以上に親しんでもらえるデザインにしてはいかがでしょうか? 」
そうしていくつかのデザインパターンをご提案させていただいたのですが、
偶然にもその中に、教会のイメージカラーであるブルーを使用したデザイン案が!
ご施主さまは、悩むことなく
「これで行きましょう!」
とおっしゃって下さいました。
“クリスマス会までには何とか終わらせてほしい”と
そのお言葉を胸に、さっそく施工開始です。
今回は外壁だけでなく、屋上も施工します。
屋上にはプレハブと植木がたくさん置かれていたので、
力自慢の職人を集めて撤去し、
塗装するための環境を整えました。
建物の腐食を防ぐ防水層は綺麗な状態だったので、その上から防水層を守るためのトップコーティングのみ施しました。
外壁はクラック(ひび割れ)やシーリング(充填剤)の補修をしながら、表正面の十字架がかかる部分と、それ以外の部分を塗り分けて塗装しました。
そして12月中旬。
作業は無事に、クリスマス前に終了。
黒い十字架に白一色だった教会は、その印象をガラリと変えました。
ベージュがかった淡いグレーをベースに、教会を象徴する十字架の背後には深く鮮やかなインディゴブルーが目を惹きます。
イメージカラーに合わせて選ばれたデザインでしたが、全体の印象も、洗練された上品な仕上がりになりました。
クリスマスになると教会は新しい姿で人々を迎え、聖堂には讃美歌がこだまします。
お客さまと地域の皆さまに喜んでいただけることが、弊社にとってなによりの福音となりました。
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