海外で生活をしているとペイントが間近で感じられるようです。
日本で生活している私たちには、ペイントはまだまだ遠いいようですが・・・
施主さまよりご連絡をいただいたのは12月初旬。
国内のご自宅の内装を帰国される3月末までに塗り替えたいとのご相談でした。
仕事で海外にお住まいの施主様。アメリカの家やホテルのペイントを見て、ご自宅も塗装を施したいと思ったそうです。
一緒に添付されていた資料には通常なら現場調査に伺った後こちらで計算する壁面の数量や目的に応じた塗料が選択されておりすごい知識に驚かされました。
メールでのやり取りの中で、施主様のご要望を伺い最善の塗料と工法を選択し施工させていただきました。
天井にはアレスシックイという漆喰の優しい塗料。
壁にはPIX’sという水性塗料で塩ビクロスなどの上からでも塗れる塗料。
2階のリビングには上品なブルー、2か所あるトイレにはそれぞれ薄いグレーと濃いグレーのアクセントウォール。手すりには、鉄骨などに使用するフェロドールという塗料をあえて使用し、重厚な金属感を再現。
塗り分けの等の打ち合わせは、テレビ電話で確認をして、無事作業を終えることができました。
お客様からは、「店舗のように美しい仕上がりとなり嬉しい限りです。家族も、壁や手摺など、ペイントで見違えるようになったと言っております。やりたいと思っていたことが形になりまして、有難い限りです。」
と、うれしいお言葉もいただき、塗装屋冥利に尽きる楽しい現場でした。
Comentários